ホームケアを続けていると、ある時ふと、

「あれ?なんだか、たるんだ気がする…」

と不安になる瞬間があります。

でもそれは、必ずしも悪化とは限りません。

私はそれを「肌余り」と呼んでいます。

肌余りとは

むくみや滞りが減り、中に溜まっていたものが抜けていくと、

それまでパンパンに張っていた風船の空気が抜けるように、一瞬だけ、皮膚が余って見えることがあります。

ぬいぐるみの中の綿が減ったときのような状態。

外側(皮膚)はそのままなのに、中身が先に変わる。

だから、一時的に“たるんだように”感じるのです。

たるみとの違い

本当のたるみは、
• 重力に負けて下がっていく
• だんだん固定される
• ハリが戻りにくい

という特徴があります。

一方、肌余りは、
• 変化の途中で起きる
• 数日〜数週間で落ち着く
• その後、引き締まりに向かいます。

以下に視覚的な例えを出しますが、物との違いは肌は生き物で、ケア次第できちんと戻っていくという点です。

肌余りとはまるで、

山道を登っている途中、時には小さな下り坂に出るようなもの。

あるいは、

青信号が続いていた道で、一度赤信号に止まるようなもの。

止まることは、悪いことではありません。

むしろ流れの一部です。

肌余りが起きやすい人と起きるタイミング

肌余りは、
• 変化が大きいとき
• むくみが強かった人
• 肌が柔らかい部分
• 肌が薄い部分
• 筋肉が動きづらい部分
• 過去にダイエットや出産などでも体形の大きな変化を経験した人、部分
に起きやすい傾向があります。

顔にも、体にも起きます。

そして一度だけでなく、巡りが進むたびに起きることもあります。

不安にならなくていい理由

良くなるように頑張っていたのに、急に悪化した気がする。

それは、とても怖いことです。

でも構造を知っていれば、

「ああ、今は中身が変わっている途中なんだな」

と受け止められます。

焦って強くマッサージをしたり、何かを足す必要はありません。

これまで通りのケアを行い、少し塗る量や頻度を増やしてみてください。

例えば、クリームを塗る回数が夜のみだったのと朝も夜もにしたり。

ミストならば、日中も1~2時間おきに何度もかける、など(ミストチャレンジと呼んでいます)。

 
 
 
 
 
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肌余りの解消がゆっくりな人

肌余り解消がゆっくりな人は、
• UBクリームをミストや乳液やオイルなどで薄めて使っている、
(乳液やオイルを併用することでクリームの有効成分が肌に入りづらくなる可能性が高いです。ミストをクリームの前に塗るのは良いのですが、伸びが良くなるため、クリームを塗る量を少なくしている場合は量に気を付けてみてください。)
• お酒をよく飲む、
• 筋肉が少ない、
• 味が濃いものが好き、
• 甘いものが好き、
• 食べてすぐ寝ることが多い、
• 水を飲む量が少ない、
• 体を動かす機会が少ない、
• 病気や服用薬の関係でむくみやすい、

の可能性が高いです。

もう少し詳しく解説します。

①習慣による違い
運動や飲酒、疲労や冷えなどによる肌のむくみが多いと、肌の引き締まりは遅くなります。

また、メイクや洗顔時に肌を引っ張ること、保湿が足りずに乾燥させることも肌のターンオーバーを遅らせるため、肌余りの解消は時間がかかります。

②肌質による違い
肌のコラーゲンやエラスチンには個人差があり、ハリがしっかりあるタイプの方は肌余りも起きづらい傾向です。

いわゆる肌がしっかりして、化粧品で荒れにくいタイプの方です。

反対に肌が薄く、筋肉も少ない、肌が荒れやすい方は、肌余りも起きやすいです。解消も多少時間が長くかかることがあります。

また、過去に急激に痩せたことのある方は肌の網目構造が緩くなっている可能性があります。

③運動との関係
1回の運動と施術で肌余りがどうこう変わることはないのですが、定期的な軽い血流促進は肌余りの予防や早期解消には効果的です。

ただし、運動さえすれば良い、という訳ではなく、疲労が強い人はまずはよく眠ったり休んで、体の疲れを取ることの方が効果的なケースが多いです。

肌余りしている時はむくみを抜き続けながら、皮膚の代謝を上げていくのが最短ルートです。

最後に

変化は、一直線ではありません。

けれど、戻っているわけではない。

巡りが進む途中で起きる、自然な現象のひとつ。

それが、肌余りです。

たまに、揺れを感じることがあっても、あまり心配しすぎず、ケア続けてみてくださいね。