「ここが気になるんです。」

フェイスライン、
下腹、
二の腕など。

変えたい場所は、はっきりしています。

だからそこに、せっせと塗る。

それは、とても自然なことです。

けれども体は、思っているよりも「部分」ではできていません。

気になる箇所の周囲にも

たとえば、フェイスラインを変えたいとき。

お顔だけを触るよりも、首や鎖骨にきちんと塗った方が変化が早いことがあります。

下腹が気になる方も、お腹だけより、みぞおちや背中に触れた方がすっと動き出すことがあります。

それはなぜでしょうか?

体は、一本の川のように巡りながら成り立っているからです。

出口が整わないと、水は流れにくい。

入り口だけを一生懸命触っても、出口が固ければ、滞ってしまう。

体の中は、川のように流れています。

けれど私たちは、ときどき地図の上の一点だけを見てしまいます。

本当はつながっているのに。

「点」や「線」でなく、「面」で

そしてもうひとつ、よくある思い込みがあります。

「鎖骨はここ」
「鼠蹊部はここ」、と。

まるで「線」や「点」のようにリンパ液の集まる場所を思い込んでしまうこと。

けれど実際には、リンパ液の集まる場所は点ではなく、ある程度の「面」を持っています。

だから、その周辺も優しく塗って大丈夫です。

むしろ、少し広めに触れてあげたほうが流れは整いやすいことが多いのです。

ぴったり正確でなくてもいい。
はみ出しても問題ありません。

体はそんなに厳密な地図通りではありません。

だから私は、「変えたい場所だけを頑張る」よりも、「巡りを整える」ことを大切にしています。

変化は、「場所」ではなく「流れの中」で起きるからです。

変えたい場所があるなら、その周りや、その先も少しだけ思い出してあげてください。

体は一枚でできています。

そして、巡りは、連関しています。

細かな塗り方や部位別のポイントはこちらにまとめていますので、よろしければ参考になさってください。

UBクリーム部位別解説

けれどまずは、「気になる箇所だけ」ではなく「つながり」を意識すること。

それだけで、体の反応は少し変わりますよ。

リンパ節は一本の線ではなく、
ある程度の広がりを持つ集合体です。

そのため、鎖骨や鼠蹊部などは
“点押し”よりも
周囲を含めた面で整えるほうが
流れを助けやすい場合があります。

また、老廃物は出口方向へと流れます。
上流・下流が硬いと、
局所のみのアプローチでは動きが弱くなることがあります。