顔は、顔だけでは終わらない
気になる部分だけではなく、肌と身体のつながりから考える。
顔の悩みだから、顔をケアする
フェイスラインが気になる。
頬のもたつきが気になる。
目元が疲れて見える。
顔の悩みがあれば、まず顔をケアしようと考えるのは、とても自然なことです。
私たちも、顔をケアすることが必要ではないと考えているわけではありません。
けれど、長年多くの方の顔や身体を見続ける中で、
顔だけを見ていては分からないことがあると感じるようになりました。
なぜなら、顔は、顔だけで存在しているわけではないからです。
顔の下には、首があり、身体があります
顔の下には、首があります。
その下には、鎖骨や胸元があり、肩や背中があり、さらに身体全体へとつながっています。
それは当たり前のことのようですが、
美容の悩みを考える時には、つい忘れてしまいがちなことでもあります。
顔がむくんでいる。
フェイスラインがぼんやりしている。
目元が重く見える。
そのような時、気になる場所だけに原因があるとは限りません。
首や肩が凝っていることもあります。
デコルテまわりが硬くなっていることもあります。
身体全体に疲れやむくみを抱えていることもあります。
私たちは、顔に現れているものだけを見るのではなく、
その先にある身体の状態にも目を向けることを大切にしています。
気になる場所と、整えたい場所は同じとは限りません
たとえば、フェイスラインが気になる時。
フェイスラインだけを一生懸命ケアすれば良いように思うかもしれません。
けれど、その下にある首やデコルテが硬く、疲れやむくみを抱えていたらどうでしょう。
顔だけに変化を求め続けるよりも、
まず、その周囲や身体全体にも目を向けた方が良い場合があります。
気になっている場所と、今、整える必要がある場所は、必ずしも同じではありません。
これは、私たちが施術やホームケアを通して、
多くの方の変化を見続ける中で大切にするようになった考え方です。
部分だけを変えようとすると、見えなくなることがあります
悩みがあると、その場所に意識が集中します。
頬が気になれば、頬を見る。
あご下が気になれば、あご下を見る。
お腹が気になれば、お腹を見る。
それは、とても自然なことです。
けれど、ひとつの場所だけを見続けていると、
その変化に関わっている周囲の状態が見えにくくなることがあります。
身体は、ひとつひとつの部位が独立して存在しているわけではありません。
だから私たちは、ひとつの悩みに対して、
その場所だけを変えようと考えるのではなく、
もう少し広い範囲から見るようにしています。
顔だけを動かせば良いわけではありません
変化を早く感じたいと思うと、
気になる顔を集中的にケアしたくなるかもしれません。
けれど、顔の周囲やその先の身体が整っていない状態で、
顔だけに強い変化を求めることを、私たちはおすすめしていません。
大切なのは、ひとつの場所だけを活性化させ続けることではなく、
変化したものが、その先へとつながっていける状態を考えることです。
だから、顔をケアする時にも、首やデコルテを大切にします。
そして、首やデコルテだけで終わらず、身体全体の状態にも目を向けます。
顔を変えたいからこそ、顔だけを見ない。
それが、私たちのホームケアの基本にある考え方です。
だから、UBクリームは全身に使います
UBクリームを初めて知った方の中には、
「顔のためのクリームなのに、なぜ身体にも使うのだろう」
と思う方がいらっしゃるかもしれません。
また、
「たくさん使ってもらうためなのでは」
と感じる方もいるかもしれません。
そのように思われるのも、無理のないことだと思います。
けれど、私たちが全身への使用をおすすめしている理由は、
使用量を増やすことが目的ではありません。
私たちが長年、顔と身体の変化を見続ける中で、
顔だけを切り離して考えることができなかったからです。
顔を整えたい。
だから、顔だけに塗る。
その方が簡単ですし、使用量も少なくて済みます。
それでも私たちが、首や鎖骨まわり、うなじ、そして身体へのケアを大切にしているのは、
顔も身体の一部だからです。
たくさん塗れば良いわけでもありません
全身への使用をおすすめしているからといって、
たくさん使えば使うほど良いということではありません。
必要な量は、人によって異なります。
さらに、同じ人でも、身体の部位によって異なります。
乾燥している場所。
硬さを感じる場所。
むくみや余分な厚みを感じる場所。
そして、ケアを続ける中で変化してきた場所。
肌や身体の状態が違えば、必要な量も変わります。
だから私たちは、一律の量を機械的に使うことよりも、
自分の手で肌や身体に触れることを大切にしています。
塗った後に触れてみる。
まだ乾燥しているのか。
柔らかさはどうか。
以前と何か違うのか。
自分の手を、センサーとして使う。
全身をケアすることは、
ただ広い範囲に商品を塗ることではありません。
自分の肌や身体を知っていくことでもあります。
身体を見ると、顔の変化が分かりやすくなることがあります
顔だけを見ていると、
「今日はむくんでいる」
「昨日より下がった気がする」
と、その日の変化に一喜一憂してしまうことがあります。
けれど、身体全体にも目を向けるようになると、
少し違う見方ができるようになります。
最近、肩が疲れていた。
足がむくんでいた。
睡眠が足りていなかった。
身体全体が重く感じていた。
そうしたことに気づくと、
顔に現れた変化だけを見て不安になるのではなく、
自分の状態をもう少し広い視点から考えられるようになります。
顔を知るために、身体を見る。
身体を知ることで、顔に起きていることも理解しやすくなる。
私たちは、その両方を大切にしています。
ひとつの変化だけで、一喜一憂しない
肌や身体は、毎日同じではありません。
季節。
睡眠。
疲れ。
食事。
生活環境。
さまざまなものの影響を受けながら変化しています。
だから、一日の顔だけを見て、
「良くなった」
「悪くなった」
と判断することはしません。
ひとつの場所だけを見るのでもなく。
ひとつの現象だけを見るのでもなく。
少し離れて、全体を見る。
そして、時間の経過も見る。
表面だけではなく。
部分だけではなく。
その時に起きた現象だけでもなく。
それが、私たちが肌や身体を見る時に大切にしていることです。
自分の身体を知ることも、美容の一部です
美容というと、
何かを塗ることや、施術を受けることを思い浮かべるかもしれません。
けれど、私たちは、
自分の肌や身体を知ることも美容の一部だと考えています。
今日はどこが疲れているのか。
以前と比べて、何が変わったのか。
今、自分は何を必要としているのか。
自分の手で触れながら、少しずつ知っていく。
最初から、すべてが分かる必要はありません。
正しく判断できなくても構いません。
毎日のケアを続ける中で、
「以前とは少し違う」
と気づくことから始まります。
その小さな気づきが積み重なると、
美容は誰かにすべてを委ねるものではなくなっていきます。
自分で見る。
自分で触れる。
自分で変化を知る。
そして、必要な時には、人の手や専門的なケアを借りる。
自分ひとりですべてを解決するのでもなく、誰かにすべてを任せるのでもない。
自分の肌や身体を知りながら、
必要なものを選んでいく。
それが、私たちの考えるホリスティックな美容です。
顔を変えたいからこそ、顔だけを見ない
顔の悩みから、美容を始めても構いません。
フェイスラインを変えたい。
もっと若々しく見えたい。
疲れた印象を変えたい。
その気持ちが、自分の肌や身体を知るきっかけになることもあります。
けれど、顔を見て。
首を見て。
身体を見て。
そして、また顔を見る。
そうすると、最初に見えていた悩みとは違うものが見えてくることがあります。
顔は、顔だけでは終わらない。
それは、全身にたくさんの商品を使ってほしいからではありません。
肌と身体はつながっていて、
その人自身もまた、部分の集まりではないからです。
気になる部分だけを変えるのではなく、
自分自身を少しずつ理解していく。
その先に、本来の自分が持っている変化が現れてくる。
私たちは、そうした美容を大切にしています。
肌と身体をどのように見つめ、どのような考え方でケアをつくっているのか。私たちが大切にしている美容の考え方を、4つのテーマからご紹介します。

