セルライトした後は流さないとダメ
セルライト除去のエステで回数券で何十回と受けていたような方が時々サロンにいらっしゃいます。
中には全然ない方も稀にいますが、しっかりセルライトがある方もいます。
その違いは、リンパ節が詰まっているか開いているかです。
リンパを流さずに、セルライト除去のマシンをかけていたお客様を施術したスタッフは、
とショックを受けていました。
私も何名もそんな方を施術していますが、通常のセルライトと手触りが明らかに違っており、ボコボコやパンパン具合がひどいです。
セルライトをほぐした前後に、ちゃんとリンパ液を流さないと、老廃物が外に出て行けずに滞留してしまうのです。
マン・ダムールと同じくスライドカッピングでセルライト除去をかけはするが、手でリンパを流さない(流せない?)お店に毎月のように1年以上通っていたお客様を施術したら、普通の方の初回よりももっとパンパンでセルライトが硬く感じられるようになっていました( ノД`)シクシク…
では、リンパが流れるとどうなるか?セルライトが減るってどういうことでしょうか?
リンパが流れるってどういうこと?
まず、滞っていたリンパ液がよく流れはじめると、トイレの回数が増えます。
そして、のどの渇きを覚えて、自然と水を飲みたくなります。
水を飲むようになるのはその日や翌日だけのことではありません。
リンパ液の合流地点であるリンパ節が開いていれば、いつも適切なタイミングでのどが渇いて、水を飲みたくなります。
必然的にトイレの回数も増えます(我慢しないようにしてください)。
よくサロンに通い始めたお客様が、
というのはリンパが巡っている証拠です。
また、疲れたり、風邪の引き始めの時はさらにのどが渇くようになります。
老廃物を追い出そうと、免疫系が頑張っている証拠です。
セルライトが減るってどういうこと?
リンパが流れることと、セルライトが減ることはイコールではありません。
セルライトが付いていたとしても、滞っていたリンパの流れをある程度良くすることは可能です。
ですが、セルライトはリンパの流れを阻害しているので、セルライトが減った方がさらにリンパの流れは良くなります。→詳しくはこちら
では、セルライトが減るとはどういうことでしょうか?
身体のラインがイラストの右から左のようなほっそりしたラインに変わることです。

セルライトをほぐしただけでさほど流れない場合は、ラインは大幅には変わらないのです。
なので、体形が明らかに変わってきてこそのリンパ&セルライト除去と言えます。
セルライト除去をしているけど体形が変わらない場合
「セルライト除去を受けているけど、あまり体形が変わらないです」
というお悩みをお持ちの方は、
その理由としては、現在お受けになっている施術が、
①リンパを適切に流せていない
②そもそもセルライトを除去できていない
③人それぞれ異なるリンパの流れる量に応じた施術やホームケアをできていない
の3つが考えられます。
②は論外ですが、①もとても必須です(セルライトをフライパンの脂状態にしたくないですよね)。
そして、むくみやすい人の場合には②以上に、①と③が出来ていることがとても大事です。
それが出来ていれば、数回でも数周りスッキリした体のラインになることは可能ですよ(無理な食事制限をしたり、体重を落とす必要はありません)。