1.筋肉とセルライトの関係
負荷をかけて長期間にわたって鍛えれば、筋肉は太くなります。
が、普通の女性が運動をしてつく筋肉の太さはたかが知れています。
そんな簡単に筋肉がつくならば、アスリートやボディビルダーは苦労しません。
筋肉を積極的につけないと、加齢とともに筋肉が減った所に脂肪がつき、
それがセルライト化して落ちづらくなり、メリハリのない体になります。
例えば、女性の二の腕は、大抵の場合、利き腕の方が細いです。
利き腕は良く動かしていて、筋力もありので引き締まっています。
反対の腕は筋肉が少なく、むくみやすいためセルライトも多いです。
(小さなお子さんを左腕で抱っこしつつ右手で家事をするお母さんのように、利き手と反対の手で重い荷物を持つ癖のある方は、利き手の方が逆に太いです)
2.運動しないとセルライト除去後に肌がたるむ
セルライト除去後のほぐれた脂肪は、マシュマロのように柔らかくなります。
リンパの流れが良くなるため、むくみが取れて、細くなります。
この時、若ければ肌にハリがあり問題ないのですが、年齢が高くセルライトが多いと、伸びた肌がだぶついて、たるんたるんになります。
筋肉をつけ血行を良くして、肌の新陳代謝を上げなければ、肌は引き締まりません。
3.運動しながらセルライト除去がベスト
そのエステって、契約制で毎回違った施術者が担当していませんか?
運動しない方がセルライトが減りづらいので、契約制ならば1クールだけでなく2~3クールと通う回数が増え、店にとっては好都合なのかもしれません。
20代~50代女性のセルライト除去を長年にわたって、一人の施術者が担当して観察した結果、
セルライト除去をしつつ、筋肉をつける運動をするのが一番早くセルライトが落ちます。
激しくなくても良いですが、軽いストレッチなどではなく少し筋肉痛になるくらいの筋肉を使う運動です。
1回のセルライト除去後、運動を毎日していたら、1か月後には全部なくなっていたお客様も過去2名ほどいます。
たまにジムでガンガンに運動なさった直後(当日や翌日)にいらした方は、筋肉に老廃物がたまりセルライトと同じようにゴリゴリしていますが、それはセルライトとは異なり、すぐに取れます。
せっかくセルライトを取っても、その後全く筋肉をつけなければ、むくみや老廃物が溜まりやすく流れづらいので、1年後にはセルライトがまた徐々に増えてしまいます。
(ただし、10年かけてついたセルライトよりも、1年でついたセルライトを落とす方が1~2回で済み、痛みも少ないので簡単ですが)
セルライト予防のためにも運動はしましょうね(^-^)
※ただし、一度ついたセルライトは筋トレしてもあまり落ちないです(肌にハリが出るのでむくみが取れ、見た感じの凸凹は減るでしょうが、奥にはしっかりあります)。