サロンの施術室にある、レガーロという小さな水槽で、めだかのように丈夫な魚、ゴールデンアカヒレの稚魚を育てています。


に続いて、成育状況を記していきます。興味のある方はお付き合いください。
体格別に水槽を分ける
9月末に生まれた稚魚たち。
1か月が経過したころから、成長の早いものは通常の小粒の餌を指で細かく潰したものも食べ始めるように。
しかし、成長が遅く泳ぎもまだ不慣れなものも結構います。
これらを一緒に入れておくと、成長が遅く泳ぎも不慣れな稚魚がいつまでたったも餌をしっかり食べられないため、
徐々に成長段階に分けて水槽を分けていくことにしました(体格選別といいます)。
容器は、大き目のタッパーなどで大丈夫です(貝を一緒に入れて置き、糞などの汚れをスポイトなどでたまに取ります)。

まずは第一弾として、
11月始めには実家に8匹ほどをおすそ分け。
実家ではメダカを育てているので、魚を育てるのは慣れています。
多めに水槽の水と水草を入れて持っていき、梅酒の瓶で飼うようにしたところ、問題なく育っているそう。
そこで、第二弾、第三弾、第四弾と、大きくなったアカヒレから順番に7~9匹程度づつ別容器に分けて、欲しいというお客様に餌と水草、お掃除用の貝も合わせて里子に出しました。
(皆さん、水槽や水草などを事前に購入してくださり、ちびアカヒレを迎え入れてくださいました。感謝感謝です)
最後の7匹を自宅用に
最後に残った7匹はうちの子として残すことに(元々3年半前に購入したアカヒレがそろそろ寿命かな~と繁殖させたので)。
最後の子たちは、本当に成長が遅く、こんなにトロくて大丈夫だろうかと心配するほどでしたが、どれも大きくなりました(もし死んでしまっていても、貝が食べてしまっているだろうから気づかないけれど)。
二日間の産卵で、40匹強が育ったことになります。
半年後には一番ちびでも2センチほどに成長
9月末に生まれて、半年たった3月の時点で、一番成長の遅いちびアカヒレ達も2センチほどに成長。
親たちは3~4センチほどなので、まだまだ小さいです。
色は親は金色から濃い黄色なのに対して、明るい肌色でこれもまた可愛らしいです。
結論
アカヒレの繁殖は簡単ですが、根気が入ります。
ブラインシュリンプを食べるくらいに大きくなると、楽ですが、
成長段階が違うため、ゆで卵の卵黄をラップに入れて冷蔵庫に保存する日々が約1か月半ほど続きました。
この期間は家を1日以上留守にするのは避けた方が良いかもしれません。
毎日3~5回ほどは、水槽を覗き込む日々でした。
貝たちが残った餌を掃除してくれるため水質が悪化しづらく、水槽の掃除はまったくしないでOKで、この時ばかりは本当に貝様様でした。
貝といっても、うちにいるのは水草にくっついてきたスネールですが(;^_^A