マン・ダムールが開業してから10年が経ちました。
今日は私にとっては当たり前だけれど、他店はどうしているか分からない衛生面のことを書きたいと思います。
タオルは毎回洗濯

アロママッサージのお店を始めるに当たって、アロマオイルを使わないリフレクソロジーやボディケアのお店で働いていた私には、毎回全部のタオルを洗濯するというのは結構衝撃でした。
それまでのお店では、お客様の体に触れたタオルには消臭スプレーを吹きかけて自然乾燥するだけ、また顔の下のシートを変えるだけでした。
顔の下のタオルも時々は洗濯しますが一人づつではありません。
タオルの洗濯代も馬鹿にならないので、リネン業者からの請求金額が多すぎると、あまり沢山は出さないようエリアマネージャーに注意されたこともありました(10年以上前のことなので今は違うかもしれませんが)。
が、それだと万一、前に使ったお客様がよだれや鼻水をたらしていたり、汚れた手を拭いたりしていたら汚いし、そんなことを考えると嫌ですよね。
それで、マンダムールでは、顔の下のタオル、枕の上のタオル、施術ガウン、バスタオル、オイルをふき取る際に使うタオル、最後に用意するお手拭きタオルなどお一人づつ洗濯&乾燥機で乾燥させています。
ほとんどお一人づつ洗濯機を回すことになるので、私とスタッフともにフルで施術が入っている時は、洗濯物の量がすごいことになります。
でも、今回の新型コロナでもお客様が減らないで来続けてくださるのは、こういう衛生面での安心感もあるのかな?と感じます。
スリッパへのこだわり
また、お客様の履くスリッパも布製でなく、アルコールで拭き取れるタイプのビニール製にこだわっています。
布製のスリッパの方が見た目がオシャレなのは一杯あるのですが、不特定多数の方が使うものなので、衛生面を重視しています。
スタッフも色々な個人サロンでマッサージを受けてきたそうですが、やはりスリッパが布製は衛生的にちょっと嫌だな~と感じるそうで、マン・ダムールに初めてマッサージを受けに来たときに「この店は分かっている」と嬉しかったそうです。
お釣りはピン札で

現在はコロナの影響でピン札を用意するお店も増えてきましたが、マン・ダムールは開業以来お釣りはピン札で返すようにしています。
同じお金でも、しわくちゃよりも真新しいお札で返ってきた方がお客様も嬉しいから。
「お稽古ごとの月謝用に取っておこう~」と言ってらしたお客様も。
お客様を大事にする商売の方(デパートや料亭、高級店)は、大体ピン札ですよね。
用意に一手間かかっても、できる限り用意しています。
ちなみに時間のある時は、10円玉などもピカピカにしています(これは単なる夏休みの自由研究レベルですが)。
http://mainsdamour.com/blog/美容情報/beauty-49/
汗拭きシート、除菌シートを用意
現在は新型コロナの対策として、手のアルコール消毒ジェルのボトルも置いていますが、それとは別に除菌シート、汗拭きシートもお客様がいつでも利用していただけるようにテーブルに置いてあります。
「汗ばんでしまっていて、すみません」「汗臭いかもしれないのですが・・・」など、お客様が気にしないでいられるように、また気になったらすぐ除菌シートで手などを拭けるようにしています。